糖尿病の治療ガイド

-ギムネマ・シルベスタ-

ギムネマ・シルベスタ

ギムネマ・シルベスタの効果効能

ギムネマ・シルベスタはインドの古い医学体系のアーユルベーダでは、「糖を壊す植物」として紹介せれていて、糖尿病や利尿、整腸、強壮の薬として、使われています。

ギムネマ・シルベスタはインドの熱帯雨林に自生する、ガガイモ科のつる性植物です。ガガイモ科は生薬になる植物が多い不思議な植物の科目で、ギムネマ・シルベスタもその一つです。

ギムネマ・シルベスタは食後、血液への糖分の吸収を阻害して、不必要な糖分をそのまま体の外に出して、インスリンの過剰分泌を防止します。また最近の研究で、ギムネマ・シルベスタには脂肪の吸収も抑制する作用があることがわかっています。

ギムネマ・シルベスタは、この他に虫歯の予防効果もあります。


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ギムネマ・シルベスタの肥満と糖尿病の予防効果

食事をして糖分の吸収がストレートに行われて、血糖値が急に上昇すると、膵臓からホルモンのインスリンが大量に分泌されます。インスリンは血液中の糖分を脂肪細胞などに吸収させて、血糖値を下げる働きがあります。

インスリンはエネルギー貯蔵型のホルモンで、血液中の糖分を脂肪に変えて、脂肪細胞や肝臓に貯蔵させます。また血液中の脂質を、脂肪細胞に貯蔵させる働きもあります。このようにインスリンがたくさん分泌させると、脂肪がたくさん蓄積されて、肥満になる恐れがあります。

また血糖値が急激に上昇すると、インスリンが多量に分泌されます。これが常に起こると、膵臓が疲弊して機能が低下する恐れがあります。逆に血糖値の上昇がゆるやかですと、インスリンの分泌が少なくてすみ、肥満の防止にもなりますし、膵臓の負担も軽くなります。

ギムネマ・シルベスタの有効成分ギムネマ酸には、糖が小腸から血液中に吸収されるのを抑制する働きがあります。ギムネマ・シルベスタのこの働きにより、食後の血糖値の上昇がゆるやかになり、インスリンの分泌量が少なくなります。

ギムネマ・シルベスタはこのような仕組みで、肥満と糖尿病を予防してくれます。

ギムネマ・シルベスタの脂肪吸収の抑制効果

食事で摂った脂肪分は、消化液のリパーゼによって脂肪酸に分解され、胆汁の助けをうけて、小腸から吸収されます。

ギムネマ・シルベスタは糖分だけでなく、脂肪も小腸からの吸収を抑制する働きがあることが、最近の研究からわかりました。

しかしその仕組みは、まだ解明されていませんので、今後の研究課題となっています。

ギムネマ・シルベスタの虫歯予防効果

虫歯は、まず虫歯菌が糖からグルカンをつくります。このグルカンは歯垢のもとになり、虫歯菌はこのブルカンを食べながら酸をつくり、歯を溶かします。これが虫歯のできる仕組みです。

ギムネマ・シルベスタは虫歯菌が糖分を認識させないようにして、エサになるグルカンの生成を抑えます。エサになるグルカンがつくれないので、虫歯菌が繁殖できなくなるのです。

このようにギムネマ・シルベスタは虫歯菌の繁殖を抑制して、虫歯を予防します。

改善が期待できる症状

糖尿病 肥満

ギムネマ・シルベスタの有効成分

ギムネマ酸


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ギムネマ・シルベスタの飲み方

食事の直前に服用するのが最も良いタイミングで、食事はゆっくり時間をかけて食べてください。服用量は、表示されている目安量を守ってください。

服用し始めの時は、お腹が張ったりガスが出たりする場合がありますが、1ヶ月ほどで治まるそうです。


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